布団を処分したいと考えたときに、どうやって処分をすればいいのか、料金はいくらか、疑問点がたくさん出てきますよね。布団処分では自分に合う方法を選ぶことが大切です!
当記事では、布団処分にかかる料金や6つの処分方法などを解説します。この記事を最後まで読んでいただくことで、自分にぴったりの処分方法が見つかりますよ。布団処分を検討している方は、ぜひ参考にしてください!
布団処分にかかる料金
自治体にごみとして捨てる | 粗大ごみ:200円~400円 可燃ごみ:無料 ※自治体によって異なる |
フリマアプリ・ネットオークション | 939円~4,820円 ※ヤマト運輸宅急便の場合 ( 160cm、25kg以内 ) ※引き取りの場合は0円 |
リサイクルショップ | 処分費用0円 ※もしくは引き取り不可 |
新品購入時の引き取り | 0円~3,300円 ※販売店によって異なる |
寄付をする | 939円~4,820円 ※送料負担のみ、ヤマト運輸宅急便の場合 ( 160cm、25kg以内 ) |
不用品回収業者 | 1,000円~3,000円 ※運搬費・人件費がかかる場合も |
布団処分は選ぶ内容によって料金が異なります。布団はそのままであれば粗大ごみとして、小さく切ることで可燃ごみとして捨てることもできます。
布団処分にかかる料金は自治体や布団のサイズによって異なるため、 上記の表は目安料金として参考にしてください。
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布団のおすすめ処分方法6選!
布団を処分する方法はいくつかありますが、その中でもおすすめの処分方法を6つ解説します。ぜひ自分に合う処分方法を見つけてください。
①自治体にごみとして捨てる
処分費用 | 粗大ごみ:200円~400円 可燃ごみ:無料 ※自治体によって異なる |
メリット | 料金が安い |
デメリット | 予約・持ち運びの手間、すぐには捨てられない |
通常の掛布団や敷布団は、自治体の粗大ごみとして捨てることができます。粗大ごみとして捨てる場合は、電話やインターネットで予約をした後で粗大ごみのシールを購入し、定められた日程に出します。
ただ、すぐ捨てられるわけではないため、急ぎの場合は不向きです。また、家の外まで布団を運ばなければならなず、腕力や体力がない方は厳しいでしょう。
また粗大ごみ以外に、布団を小さく切ることで可燃ごみとして捨てることもできます。可燃ごみの場合は料金がかからないため、手間はかかりますが安さを追求している方にはおすすめです。
②フリマアプリ・ネットオークション
処分費用 | 939円~4,820円 ※ヤマト運輸宅急便の場合 ( 160cm、25kg以内 ) ※引き取りの場合は0円 |
メリット | 売れる可能性がある |
デメリット | すぐに処分ができない、送料が高い、発送の手間がかかる |
状態が良い布団やベビー用布団など人気のアイテムであれば、メルカリなどのフリマアプリやヤフオクなどのネットオークションで売ることができます。しかし、使用感のある掛布団や敷布団は中々売れないようです。
通常の掛布団や敷布団はサイズが大きいため、送料がかかってしまいます。また、すぐに売れる保証がないことや、発送のために梱包などの手間がデメリットになります。
③リサイクルショップ
処分費用 | 処分費用0円 ※もしくは引き取り不可 |
メリット | 買取の可能性がある |
デメリット | 買取不可の場合も、持っていく手間がかかる |
リサイクルショップは布団の状態が良くなれけば、買取が厳しい現状です。特に使用感があるような布団であれば、「ほぼ買取は難しい」と考えた方が良いでしょう。
リサイクルショップで処分できれば、費用がかからないどころか売却分の費用を得ることができます。しかし、買取不可の場合は布団を持って帰る必要があり、時間も手間もかかります。
④新品購入時の引き取り
処分費用 | 0円~3,300円 ※販売店によって異なる |
メリット | 料金が安い、手間がかからない |
デメリット | 新品を購入しないと依頼できない |
掛布団や敷布団を購入すると、古いものを引き取ってもらえるサービスを行っている販売店があります。例えば通販サイトのベルメゾンなら条件に当てはると無料で、ニトリであれば3,300円で引き取りを依頼できます。
その他の布団専門店でも、新品を購入すると古い布団の引き取りサービスがある店があります。新品と交換で古いものを引き取ってもらえるため手間もかからず、比較的安価なのでおすすめの方法です。
⑤寄付をする
処分費用 | 939円~4,820円 ※ヤマト運輸宅急便の場合 ( 160cm、25kg以内 ) |
メリット | 社会のためになる |
デメリット | 送料が高い、発送の手間がかかる、状態が良くなければいけない |
ある程度清潔な状態の布団は、団体に寄付することができます。ほとんどの寄付先の団体では、送料を自己負担で送るケースが多い傾向にあります。
他にも梱包や持ち込みなどの手間が発生しますが、手放そうか悩んでいる布団をお持ちであれば、ゴミとして捨てるよりも気軽に処分できるでしょう。
注意点として、寄付する団体によっては送料以外に料金がかかる場合もあります。社会のために布団を寄付したい場合は、寄付先にどうやって送ればいいのか問い合わせておきましょう。
⑥不用品回収業者
処分費用 | 1,000円~3,000円 ※運搬費・人件費がかかる場合も |
メリット | 発送・持ち運びの手間がかからない、対応が早い、その他不用品も一緒に回収依頼できる |
デメリット | 料金が粗大ごみより高い |
「持ち運びや発送の手間をかけたくない」「布団を外に出すのが難しい」「すぐに処分をしたい」そんな場合は、不用品回収業者に依頼をするのがおすすめです。電話すれば最短即日対応で、自宅まで布団を回収しに来てくれます。
他にも不用品があれば、まとめて処分できるため便利です。ただ料金には運搬費や人件費などが別途かかる場合があります。不用品回収業者に依頼をする際には、見積もりを取っておくと安心です。
可燃ごみに出せる布団の切り方
可燃ごみに出すための布団の切り方について、準備や道具、自力での切り方について詳しく解説します。
準備と道具
- 事前準備=部屋の中を掃除しておく
- 道具=裁ちバサミ(キッチンバサミ)、マスク、可燃ごみ袋
布団を切る作業では、綿など中の素材が散ってしまいます。物などがあると、後片付けが大変なので事前に部屋の中を掃除しておくのがおすすめです。
布団を切るためにはハサミが必要となります。家にあれば布を切るための裁ちバサミがおすすめですが、大きいサイズのキッチンバサミでも十分に対応できます。
切っている最中に繊維などが散るため、マスクは必須アイテムです。また、切った布団を捨てるための可燃ごみ袋を用意しておいてください。
自力での切り方
- カバーの部分を切る
- (中身が綿の場合)全てを取り出して手で小さく裂く
- (中身が羽毛の場合)少しずつ取り出してごみ袋に入れる
- カバーを小さいサイズに切り、ごみ袋に入れる
布団は外側のカバーと中身に分かれています。そのため、自力で切る場合は、まずはカバーの部分を切って、中身を取り出す必要があります。綿の場合はカバーから完全に全てを取り出し、小さく手で裂いていきます。
中身が羽毛の場合は、カバーの切ったところから少しずつ取り出し、ごみ袋に入れていきます。中身を取り出した後のカバーは、ハサミで小さく切ってごみ袋に入れれば完了です。
圧縮袋が使える?布団を捨てるときのコツ
自治体に粗大ごみや可燃ごみとして布団を捨てるためのコツは、住んでいる自治体の規定に合わせることです。
布団は圧縮すれば小さくなるため、圧縮袋で小さくして可燃ごみで捨てることができたら便利です。しかし、可燃ごみとして捨てる際に、圧縮袋はほとんど使用できません。
なぜなら、 地域によっては30cm以内に切らないといけないと決まっていたり、 圧縮袋に入れてはいけないと決まっていたりするからです。ごみとして捨てるときに、圧縮袋を使うのは止めましょう。
布団の捨て方は自治体によって定められているため、事前に問い合わせてみるようにしましょう。問い合わせや調べるのが面倒、という方は全部お任せができる不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。
不用品回収業者に依頼する場合の注意点!
持ち運びの手間が省けて便利な不用品回収業者ですが、依頼する際に注意点があります。特に気を付けて欲しい2点について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
①布団だけだと割高な場合も
不用品回収業者に依頼をする場合は、運搬費など別途料金がかかることが多く、布団だけを依頼すると割高だと感じる場合があります。
例えば、布団の処分費用が1,000円で安いと思って依頼をしても、その他の運搬費や人件費などで料金が高くなることがあります。事前に見積もりを取り、納得をした上で依頼をすることが大切です。
②無許可の業者を選ばない
不用品回収業者の中には、廃棄物処理業の許可がない業者がいます。布団は身近なものであり、無許可の回収業者の対象になっていることが多いため注意が必要となります。
無許可の回収業者の特徴としては、大きな音で宣伝して走るトラックや空き地を利用している業者などがあります。怪しいな、と思ったら依頼をするのは止めてください。
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布団処分の手間が省ける不用品回収業者に依頼しよう!
当記事では、布団処分にかかる料金や6つの処分方法などを解説しました。布団処分には様々な方法がありますが、その中でも持ち運びの手間がかからない不用品回収業者がおすすめです。
自力で運んで粗大ごみに出すのが難しい、手間をかけたくない、すぐに処分したい、という方は布団処分を手間が省ける不用品回収業者に依頼してみてください!