「部屋を掃除していたら、昔集めていたレコードが大量に出てきた」「押入れの中にレコードが眠っているので片付けたい」など、レコードの処分理由はさまざまあるかと思います。
レコードはサイズが大きく、大量にあると重量も増すため処分が少し大変です。また、CDやスマホの普及に伴いレコードを扱う機会も減ったため、処分方法に悩むのも無理はありません。
この記事では、レコードを手間なく処分する方法をご紹介いたします。お得に処分する方法についても解説しますので、最後までお見逃しなく。
レコードの処分方法
レコードの処分方法は、数や状態によって適切な処分方法が異なります。
処分の判断を間違えると損をすることもあるので、この記事でしっかりと処分方法を把握しておきましょう。
方法1.自治体にごみとして処分する
レコードは、自治体のごみに出すことができます。基本的には不燃ごみに出す地域が多いですが、場所によっては可燃ごみ扱いの場合もあるため要注意です。
また、レコード自体が不燃ごみでも、帯やジャケットのカバーは可燃ごみとして出す場合もあります。地域によっては分別する必要もあるため、お住いの自治体ホームページで分別方法や回収日を確認しましょう。
- 面倒な手続きがいらない
- 費用がかからない
自治体にごみとして処分する方法には上記のようなメリットがあります。ただ、直接ごみ置き場まで運ぶ必要があるため、レコードの数が多い場合は別の方法を検討しましょう。
方法2.リサイクルショップに持っていく
自宅近くにリサイクルショップがある場合は、直接持ち込むことですぐに査定~買取までしてくれます。その日のうちに現金化できるため「早く処分したい」という方におすすめです。
ただし、レコードは専門スタッフがいない場合や査定マニュアルがないことが多いため、比較的レコードの買取価格は低くなります。
「レコード以外に買い取ってほしいものがある」場合や「買取価格に関係なく処分できれば良い」という方は、リサイクルショップに持っていきましょう。
方法3.レコードの買取専門業者に依頼をする
レコード買取の専門業者には、中古レコードに詳しいスタッフが在籍しています。幅広いジャンルのレコードを知り尽くした専門スタッフが確実な査定を行うため、安心して買取依頼に出すことが可能です。
- 店舗に直接持ち込んで査定してもらう
- 郵送で査定してもらう
- 自宅出張で査定してもらう
レコード買取業者は上記のような査定方法があり、自分の都合に合わせて選ぶことができるのも嬉しいポイントです。店舗に直接持ち込んで査定してもらう方法は、その場で現金化できるメリットがあります。
郵送での査定は、店舗から届いた専用の梱包キッドにレコードを入れて送るだけなので手軽に処分が可能です。レコードの枚数が多い場合でも、宅配業者に依頼をすれば自宅まで取りに来てくれるためとても楽です。
出張査定に関しては、買取業者が直接自宅まで訪問し査定から買取までしてくれます。一切手間をかけずに処分ができるため簡単ですが「査定に出すレコードの枚数が100枚以上」などの条件付きの場合が多いので、気を付けましょう。
方法4.ネットオークションまたはフリマアプリに出品する
レコードは、ネットオークションやフリマアプリに出品することも可能です。どちらも多くの人たちが利用しており、価値の低いレコードでも高値で売れることがあります。ただし、出品する際の注意点もあるので事前に把握しておきましょう。
- 送料や手数料が引かれることを考慮して価格設定を行う。
- レコードは大きいうえに薄くて梱包しづらいので、レコード専用の段ボールに入れて固定する。
- ジャケットの写真だけではなくラベル部分なども撮影し、レコードの状態も細かく記載する。
レコードはしっかりと梱包しなければ運搬中に破損することがあります。後々、購入者とトラブルに発展することもあるため、丁寧に梱包してください。
方法5.不用品回収業者に依頼する
もし「レコードが大量にあって自分で処分するのが面倒」というのであれば、不用品回収業者に依頼するのも一つの方法です。不用品回収業者は不用品数が少ないと割高になりますが、数が多いとお得になることがあります。
業者の中には積み放題プランがあり、数に関係なく軽トラックにどれだけ積んでも金額が変わらないプランを設けています。大量のレコードの他にレコードプレーヤーや不用品がある場合に、不用品回収業者を利用するのがおすすめです。
一つだけ注意点を挙げるとすれば、悪徳業者に依頼しないようにすることです。不用品回収業者の中には、無許可の営業や回収後に高額請求してくるところがあるため、業者選びは慎重に行ってください。
レコードを処分する際の費用相場
レコードを買取専門の業者に処分依頼したり、リサイクルショップに持参した場合は無料で処分可能です。レコード以外の不用品も一気に処分する際に不用品回収業者へ依頼した場合は、費用がかかります。
不用品回収業者は、トラックの大きさで金額が変わることが多く、軽トラック・2トントラックなどに分かれます。軽トラックに乗れば、どれだけ乗せても金額が変わらないため、不用品数が多いとお得です。費用相場は、以下の表をご確認ください。
軽トラックの場合 | 約9,800~20,000円 |
2トントラックの場合 | 約30,000~40,000円 |
レコードの買取相場
近年レコードの人気が高まっており、古くて状態が良いレコードには高値が付くことがあります。大量に生産されたものは値が付きませんが、希少価値の高いレコードには中古価格でも数万円の値段が付くことも少なくありません。
レコードの種類によって買取相場は異なるので、以下の4つのジャンルに分けて相場をご紹介いたします。
邦楽の場合
邦楽はジャンルが豊富で細分化が難しいため、買取価格に大きな幅があります。過去に大量に制作されたレコードは数百円ほどですが、人気アーティストのものになると約5,000~15,000円ほどの値が付きます。
また、特例として限定盤はプレミア価格で約50,000~60,000円ほどの値が付くこともあるので驚きです。
邦楽の場合の買取相場 | 約5,000~15,000円 |
洋楽の場合
洋楽で人気なのは、60~70年代にかけて発売されたポップスやロックです。洋楽は同じタイトルでもアメリカ盤とイギリス盤で価格が異なります。
買取相場は約1,000~5,000円ほどで、状態が良く希少価値が高いものは50,000円もの値が付くこともあります。有名なアーティストのプレミア盤ともなれば100,000円以上になりますが稀なケースです。
洋楽の場合の買取相場 | 約1,000~5,000円 |
クラシックの場合
クラシックは国内盤の人気度は低いですが、高音質のレコード盤やドイツ・フランス・イギリスのオリジナル盤は高値が付きやすいです。現在もCD化されていないレコードも高額な値段で取引されています。
買取相場は約1,000~5,000円ほどで、高い人気を誇る指揮者やオーケストラの交響曲のレコードには10,000円以上の値段が付くこともあります。
クラシックの場合の買取相場 | 約1,000~5,000円 |
ジャズの場合
ジャズは国内外問わず人気があり、高値で取引されることが多いです。アメリカ盤オリジナルのレコードは100,000円以上で売買されることもあります。
国内盤も安定した人気を誇っており、人気の日本人アーティストのレコードには約30,000~50,000円の値が付くことがあります。お持ちのレコードにジャズがないかどうか確認してみてください。
ジャズの場合の買取相場 | 国内盤レコード約30,000~50,000円 |
レコードを高く売却するためのコツ
レコードはそのまま売却するよりも、少し工夫するだけで査定額をアップさせることができます。
以下3つのポイントを押さえるだけで、お持ちのレコードの買取価格がアップすることがあるので、試してみてください。
ホコリや汚れを拭き取る
押し入れなどに長い期間閉まっておいたレコードには、汚れやホコリが付いていることが多いです。劣化や傷が付いている場合を除き、汚れやホコリが付いていたら綺麗にしましょう。
レコードを拭く時は、タオルで強く拭くとレコード自体に傷をつけてしまう恐れがあるので、柔らかい布などで優しく拭き取るよう心がけましょう。
付属品と一緒に買取依頼に出す
レコードに付いている付属品をお持ちの場合、一緒に持っていくと査定額のアップが期待できます。
実はパッケージや歌詞カード、帯などの付属品にも価値があります。破れや劣化があっても持参すると、レコード単品よりも高値で売却できる確率を上げることが可能です。
ホームページで買取価格を確認しておく
買取業者の公式サイトには、買取価格表が記載されていることがあります。価格表を確認することで、ある程度レコードの買取金額が分かります。
レコードは、パッケージやタイトルが同じでも付属品の内容や型番が違うだけで金額が大きく変わるので、事前のチェックは必須です。
業者の公式サイトで型番などを確認し、掲載されているものと同じであれば買取に出し、価値のないものは別の方法で処分を検討してみてもよいでしょう。
レコードを処分する際は『すぐ片付け隊』にご連絡を!
今回紹介したように、レコードの処分方法はさまざまあります。処分する前には買取業者に査定してもらうことをおすすめします。もし、値が付かない場合や「処分に時間をかけたくない」方は、すぐ片付け隊に一度ご相談ください。
すぐ片付け隊ではお見積りを無料で行っており、レコードだけではなくご家庭のいらなくなったものもまとめて回収いたします。以下のお問い合わせフォームからお気軽にご相談くださいませ。