車や自転車のタイヤ処分は、ごみに出す・リサイクルに出す・売却するなどさまざまです。タイヤはまだ使える場合と、もう使えなくなった場合で処分方法が異なります。
この記事では、タイヤを処分する9つの方法を紹介します。また、破棄すべきか売却すべきかの判断基準も解説しますので、最後までお見逃しなく。
タイヤを処分する際の料金相場
タイヤを処分する際の費用相場・買取相場を処分方法ごとに分けました。各料金は、業者やショップ、タイヤの状態によって大きく変動するため、参考程度にご覧ください。
自治体に粗大ごみとして出す | 自転車タイヤ約200~400円 |
ガソリンスタンドでの費用相場 | 1本約300~350円 |
タイヤの販売店・カー用品店で費用相場 | 1本約300円 |
ディーラーでの費用相場 | 約350円 |
不用品回収業者での費用相場 | 1本約1,000~2,000円 |
自動車修理工場での費用相場 | 1本約250~550円 |
フリマアプリやオークションでの出品相場 | 4本約6,000~26,000円 |
タイヤ専門の中古販売業者での買取相場 | 4本4,000~20,000円 |
リサイクルショップでの買取相場 | 4本約4,000~15,000円 |
【もう使えない場合】タイヤの処分方法
処分予定のタイヤがボロボロで使えない場合は、以下6点の方法で処分しましょう。
- 自治体に粗大ごみとして出す
- ガソリンスタンドに持っていく
- タイヤの販売店・カー用品店に引き取り依頼する
- ディーラーに依頼する
- 不用品回収業者に処分してもらう
- 自動車修理工場に持ち込む
手軽に処分可能なため「時間がなくて処分できない」と悩んでいる方におすすめです。
方法1.自治体にごみとして出す
自治体にごみとして出せるのは、自転車のタイヤです。自転車タイヤは自治体によって可燃ごみ・不燃ごみ・粗大ごみに分かれます。ごみとして捨てる場合は、以下の流れで処分しましょう。
可燃ごみ・不燃ごみ | 1.不燃ごみナイフなどでタイヤに切り込みを入れ、ワイヤーを取り出す 2.ワイヤーは金属なので分別して処分する |
粗大ごみ | 1.自治体に問い合わせて処分の日時を予約する 2.コンビニやスーパーなどで粗大ごみ処理券を購入し、タイヤに貼り付ける 3.予約した日時に指定のごみ置き場に持っていく |
自転車タイヤの区分も、各自治体のホームページに記載されているので、はじめに確認してみてください。
ちなみに、車タイヤは「適正処理困難物」に指定されており、自治体にごみとして出すことができません。破棄する際は特別な方法で処分する必要があります。ただ、一部地域では粗大ごみとして破棄できるため、お住いの自治体ホームページをチェックしてみてください。
自治体に粗大ごみとして出す | 自転車タイヤ約200~400円 |
方法2 ガソリンスタンドに持っていく
あまり知られていませんが、ガソリンスタンドでも車タイヤの回収を行っています。セルフのスタンドでは回収が不可能なことがあるため、必ずスタッフが常駐している店舗に持っていきましょう。
また、系列店やチェーン店のガソリンスタンドでも、店舗によって回収している場所とそうでない場所があります。金額も店舗ごとにさまざまなので、安く処分したい方は複数の店舗に聞いて比較しましょう。
ガソリンスタンドでの費用相場 | 1本約300~350円 |
方法3.タイヤの販売店・カー用品店に引き取り依頼する
タイヤの販売店やカー用品店では、車タイヤの引き取りサービスを実施しています。タイヤを購入した時に、古いタイヤを交換する形で回収してもらうのが一般的です。
タイヤの交換時などにその場で引き取ってくれるため、手間も時間もかかりません。タイヤ販売店の中には、ネットでタイヤの購入や回収依頼の予約ができ、簡単に処分ができます。
タイヤの販売店・カー用品店で費用相場 | 1本約300円 |
方法4.ディーラーに依頼する
車のタイヤを処分後に新規購入を検討している場合は、カーディーラーに回収の依頼をしましょう。基本的には新規購入が条件ですが、不要のタイヤのみを回収している店舗もあります。気になる店舗がある場合は、回収だけでも対応しているか聞いてみてください。
中古車販売のディーラーは、安価で引き取りを行っている場合が多いため、正規ディーラーよりもおすすめです。個人経営の販売店なら、付き合いが長いほど安くタイヤを回収してくれる場合もあります。
ディーラーでの費用相場 | 約350円 |
方法5.不用品回収業者に処分してもらう
不要な家具や家電の回収を行っている不用品回収業者でも、廃タイヤの回収をしています。車や自転車など種類に関係なく、どんなタイヤでも引き取ってくれるのは大きなメリットです。また、問い合わせをすれば希望の日時に業者が自宅まで訪問し、運び出してくれます。
- タイヤの数が多くて処分が大変
- 忙しくて処分する時間がない
上記の悩みを抱えている方には、不用品回収業者の利用がおすすめです。ただし、他の処分方法と比べて費用が割高になるためご注意ください。トラック積み放題のプランであれば、タイヤ単体で依頼するよりもお得に処分できるため、検討してみてください。
不用品回収業者での費用相場 | 1本約1,000~2,000円 |
方法6.自動車修理工場に持ち込む
不要になったタイヤを車の修理・整備工場に持ち込んで処分してもらう方法です。車の修理や車検のついでに相談してみましょう。
料金は各工場で異なり、比較的安く引き取ってくれます。付き合いが長い工場なら、割引してくれることもあります。
自動車修理工場での費用相場 | 1本約250~550円 |
【まだ使える場合】タイヤの処分方法
まだ使えるタイヤを処分する方法は、以下3つです。
- フリマアプリやオークションに出品する
- タイヤ専門の中古販売業者に依頼する
- リサイクルショップに持っていく
問題なく使えるタイヤであれば、売却して現金化できる可能性があり、お得に処分できます。
方法1.フリマアプリやオークションに出品する
フリマアプリやネットオークションでは、車タイヤの売買が行われています。出品の際は、タイヤのメーカーや大きさ、年式などの詳細を記載します。その後、ユーザーが見やすいように写真を撮影し投稿すれば完了です。
タイヤに傷がある場合などは、商品詳細にしっかり書き込みましょう。丁寧に書いておけば、個人とのトラブル防止につながります。
フリマアプリやネットオークションには「新品でなくても使えるなら買いたい」という方が多いです。買取業者やリサイクルショップで買取不可でも、売却できる可能性があります。思わぬ金額で売れることもあるため、使えるタイヤなら出品してみてはいかがでしょうか。
フリマアプリやオークションでの出品相場 | 4本約6,000~26,000円 |
方法2.タイヤ専門の中古販売業者に依頼する
中古タイヤやホイールの販売業者では、不要なタイヤの買取サービスを行っています。
- お店までタイヤを持参して買い取ってもらう店頭買取
- 専用の梱包キットに入れて送る宅配買取
- 業者が自宅まで訪問し回収する出張買取
業者によって、さまざまな買取方法があります。中でも出張買取は自分で運ぶ必要がないため、手間をかけずに処分可能です。ただ、どんなタイヤでも買い取ってくれるわけではありません。
- ホイールが付いていないタイヤ
- 使用年数が2年以上経過しているタイヤ
- ひび割れしているタイヤ
買取対象外の条件は、各業者によって変わります。上記のタイヤは買い取ってもらえない場合がほとんど。買取査定に出す前にタイヤの状態や使用年数を確認しましょう。
タイヤ専門の中古販売業者での買取相場 | 4本4,000~20,000円 |
方法3.リサイクルショップに持っていく
リサイクルショップでも、タイヤを買い取ってくれることがあります。リサイクルショップも、ホイール付きの条件が多いです。費用がかからず、ホイールを外す手間も省けるのは嬉しいポイント。
状態が悪くて査定額が付かなくても、無料で引き取ってくれるパターンもあります。ただし、タイヤのみの場合は買い手が付きにくいため、買取不可になりやすいです。
リサイクルショップでの買取相場 | 4本約4,000~15,000円 |
タイヤを破棄するか売却するかの判断基準
タイヤを処分する際、破棄するか売却するかは悩むところ。破棄か売却かの判断は、タイヤの状態を見て決めることが重要です。
- 溝がない
- 大きなヒビが入っている
- ワイヤーが見えている
上記3点の条件に当てはまるタイヤは、値が付かないことがほとんどなので、確認しましょう。
溝がない
タイヤがすり減って溝がないタイヤは、破棄を検討しましょう。タイヤの溝は道路交通法で1.6cmと定められています。
溝がなくてツルツルのタイヤは事故の発生率が高くなります。スリップサインが見えているタイヤは売却できないため、すぐに処分してください。
大きなヒビが入っている
タイヤにヒビが入っている場合は、たとえ溝があっても売却不可になることが多いため、破棄しても問題ありません。
タイヤは、劣化・紫外線・空気圧不足が原因でひび割れを起こすことがあります。走行中にパンクする危険性が高いため、早急に交換することが必要です。
ワイヤーが見えている
タイヤからワイヤーが出ている場合も、破棄するタイミングです。ワイヤーが見えている状態はバーストしやすく、とても危険です。
買取に出したとしても値が付かないため、破棄した方がスムーズに処分できます。
タイヤの処分なら「すぐ片付け隊」にお任せ!
タイヤの状態がよければ買取に出すのがおすすめですが、ボロボロになったタイヤは破棄するほかありません。
破棄する場合は、お片付けのプロ「すぐ片付け隊」にご相談ください。すぐ片付け隊なら、どんな状態のタイヤでも数に関係なくお引き取りします。
お見積りも無料で承っているため、まずは以下のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。