ブラウン管テレビ処分4つの方法まとめ!料金や持ち込み手順についても解説

ブラウン管テレビ処分4つの方法まとめ!料金や持ち込み手順についても解説

かつてテレビの主流だったブラウン管テレビ。昔使っていたブラウン管テレビがあるけど処分の方法が分からない・処分することが面倒だからといった理由で放置している人は実は少なくありません。ただし、ブラウン管テレビは家電リサイクル法の対象になるため、正しい方法で処分する必要があります。

この記事では、ブラウン管テレビを正しく処分する方法を紹介しておりますので、ブラウン管テレビの処分方法にお困りの場合は是非、参考にしてみてください。

ブラウン管テレビの4つの処分方法

壊れたブラウン管テレビ

ブラウン管テレビの処分方法は大きく分けて4つあります。ご自分に合った方法でブラウン管テレビの処分ができるように具体的なポイントを紹介しておりますので、下記を参考にしてみてください。

処分方法即日対応手軽さ発生する費用費用
①指定引き取り場所に持ち込む場合・リサイクル料金
・収集運搬料金
約3,000〜5,000円
②リサイクルショップで売却をする場合・なし無料
③家電量販店で回収してもらう場合・リサイクル料金
・収集運搬料金
約3,000〜5,000円
④不用品事業者に依頼をする場合・不用品の回収料金5,000円〜

方法①指定の場所へ持ち込み

捨てられたブラウン管テレビ

ブラウン管テレビの処分方法のひとつとして、指定の場所へ持ちこんで処分をするといった方法があります。手順やメリット・デメリットについてご紹介しておりますので、是非参考にしてみてください。

持ち込みの手順

数字

ブラウン管テレビは、ご自分で指定の引き取り場所に持ち込んで処分することが可能です。自分で持ち込むことによって収集運搬料金が発生せず、リサイクル料金だけで処分することができるので少しでも費用を抑えたい人におすすめな方法です。手続きの手順は下記を参考にしてみてください。

①料金郵便局振込方式の家電リサイクル券を購入する。
まず、郵便局でお金を支払います。ブラウン管テレビの大きさによって料金が異なるため、事前に確認をしましょう。


②ブラウン管テレビに振替払込受付証明書を貼る。
窓口で料金を支払ったあと、振替払込受付証明書を受け取りブラウン管テレビに張りつけましょう。


③ブラウン管テレビを指定引取所に持ち込む。
振替払込受付証明書をブラウン管テレビに張りつけたら、あとは持ちこむだけです。指定引取所に持ちこんだあとはリサイクル券の控えを受け取り、ブラウン管テレビの処分が正式に完了します。

メリットとデメリット

メリット・デメリット

ご自分で指定場所へ持ちこむ場合、収集運搬料金が発生しないため費用を抑えることができるということがメリットといえます。

逆をいえば自分で搬出し運搬までしなければならないので、そこはデメリットといえるでしょう。ブラウン管テレビは現代のテレビよりも重さや厚みがあるため、ひとりで搬出して運搬する場合は少々大変です。また、郵便局で手続きをしなくてはならないため、手間がかかるといったところもデメリットといえます。

方法②リサイクルショップで買い取り

捨てられた電化製品

ブラウン管テレビの処分する際、リサイクルショップで買い取ってもらうという方法があります。リサイクルショップで買い取ってもらう場合のメリット・デメリットについては下記を参考にしてみてください。

メリットとデメリット

メリット・デメリット

ブラウン管テレビをリサイクルショップで買い取ってもらう場合、処分費用が発生することがなく逆にお金がもらえるというところが最大のメリットです。今の時代、ネットオークションやフリマアプリがたくさん普及していますが、そのなかでもリサイクルショップで買い取ってもらう方法がやり取りが少なく手間がかからない方法です。

デメリットとしては古い商品だと買い取ってもらえないことがあるということです。せっかく持って行ったのに買い取ってもらえなかったということがないよう、事前にお店に確認することをおすすめします。

方法③家電量販店等で引き取り

ビル

家電量販店でブラウン管テレビを回収してもらうことも可能です。料金はお店によって異なりますが、回収サービスのみ対応している家電量販店もあるため、是非参考にしてみてください。

メリットとデメリット

メリット・デメリット

ブラウン管テレビを家電量販店で回収してもらう場合、家電リサイクル回収の手続きがまとめてできたり、お店によってはキャンペーンをやっている場合があり、キャッシュバックやポイントバックなどでお得に処分をすることができたりなどたくさんいいことがあります。また、搬出や運搬の手間がかからないこともメリットです。

デメリットとしては店舗によって収集運搬料金に差があることです。また、回収サービスのみを利用する場合は出張費が発生する場合もあるため、事前に家電量販店に確認しておきましょう。

ヤマダ電機

ヤマダ電機は、ヤマダ電機以外で購入したブラウン管テレビも回収してもらうことが可能です。買い替え時に引き取ってもらう場合と引き取りのみの場合で料金が異なるので、下記を参考にしてみてください。

買い替え時に引き取ってもらう場合

ヤマダ電機でブラウン管テレビを買い替え時に引き取ってもらう場合、収集運搬料とリサイクル料金を合わせておおよそ2,970円の費用が発生します。大きさによってリサイクル料金が異なるので、家電リサイクル協会のページを事前に確認するようにしましょう。

引き取りのみの場合

ヤマダ電機でブラウン管テレビを引き取りのみしてもらう場合、出張費・収集運搬料・リサイクル料金を合わせておおよそ5,710円の費用が発生します。商品を購入しなくても引き取ってもらえるところは魅力的ですが、出張費がかかるため他の方法と比べると少し費用が高くなってしまうところがデメリットといえるでしょう。

ケーズデンキ

ケーズデンキでは回収だけでなく、期間限定で下取りをしている場合があります。買い替え時に引き取ってもらう場合と引き取りのみの場合で料金が異なるので、下記を参考にしてみてください。

買い替え時に引き取ってもらう場合

ケーズデンキでブラウン管テレビを買い替え時に引き取ってもらう場合、収集運搬料とリサイクル料金を合わせておおよそ2,970円の費用が発生します。期間限定にはなりますが、対象の商品を購入することによって年式が古いブラウン管テレビを下取りしてもらえる場合もあるので、事前にお店に確認することをおすすめします。

引き取りのみの場合

ケーズデンキでブラウン管テレビを引き取りのみしてもらう場合、出張費・収集運搬料・リサイクル料金を合わせておおよそ6,270円の費用が発生します。ほかの家電量販店と比べると費用が高めに設定されているため、引き取りのみで利用するよりも買い替えのタイミングで引き取ってもらったほうが費用を抑えることができます。

エディオン

エディオンでは、ブラウン管テレビを購入したお店や商品を購入するかしないかによって回収料金が異なります。また、同様に買い替え時に引き取ってもらう場合と引き取りのみの場合で料金が異なるので、下記を参考にしてみてください。

買い替え時に引き取ってもらう場合

エディオンでブラウン管テレビを買い替え時に引き取ってもらう場合、収集運搬料とリサイクル料金を合わせておおよそ2,420円の費用が発生します。エディオンでブラウン管テレビを買い替え時に引き取ってもらう場合、ヤマダ電機やケーズデンキと比べると費用が安いため、少しでも費用を抑えたい人はエディオンで引き取ってもらうことがおすすめです。

引き取りのみの場合

エディオンでブラウン管テレビを引き取りのみしてもらう場合、収集運搬料・リサイクル料金を合わせておおよそ3,520円の費用が発生します。この他にも出張費が発生します。リサイクル料金自体はほかの家電量販店とあまり変わらないですが、収集運搬料は最低1,100円と安く設定されているので、費用を抑えて処分することができます。

ノジマ

ノジマではテレビ以外の商品を購入した場合でも、追加で料金を支払えばブラウン管テレビを処分してもらうことが可能です。買い替え時に引き取ってもらう場合と引き取りのみの場合で料金が異なるので、下記を参考にしてみてください。

買い替え時に引き取ってもらう場合

ノジマでブラウン管テレビを買い替え時に引き取ってもらう場合、収集運搬料とリサイクル料金を合わせておおよそ2,420円の費用が発生します。ノジマもエディオンと同様に、ヤマダ電機やケーズデンキと比べると少し費用が安いです。ちなみに収集運搬料はお店から処分施設までの費用のため、お店に持ちこんだ場合でも収集運搬料は発生します。

引き取りのみの場合

ノジマでブラウン管テレビを引き取りのみしてもらう場合、出張費・収集運搬料・リサイクル料金を合わせておおよそ4,620円の費用が発生します。引き取りのみしてもらう場合についても、ヤマダ電機やケーズデンキと比べると安い金額で設定されています。詳しい金額はホームページで確認ができるので、ノジマでブラウン管テレビの処分を検討している人は是非チェックしてみてください。

ヨドバシカメラ

ヨドバシカメラの収集運搬料は550円と、ほかの家電量販店と比べてみると特に費用を抑えることができます。買い替え時に引き取ってもらう場合と引き取りのみの場合で料金が異なるので、下記を参考にしてみてください。

買い替え時に引き取ってもらう場合

ヨドバシカメラでブラウン管テレビを買い替え時に引き取ってもらう場合、収集運搬料とリサイクル料金を合わせておおよそ1,870円の費用が発生します。数多くある家電量販店のなかでも特に安い料金で処分をすることが可能です。ただし、購入商品と同じ品目・同数での引き取りに限られるため、ほかにも処分したい物がある場合は注意が必要です。

引き取りのみの場合

ヨドバシカメラでブラウン管テレビを引き取りのみしてもらう場合、収集運搬料・リサイクル料金を合わせておおよそ2,420円の費用が発生します。引き取りのみしてもらう場合についてもほかの家電量販店と比べて安い費用で処分ができます。ただし、届け先と回収場所が異なる場合や届け日と回収日が異なる場合、購入商品の数量以上を回収してもらう場合については収集運搬料のみで2,750円の費用が発生します。

方法④不用品回収業者に回収してもらう

トラック

ブラウン管テレビを処分するにはいくつか方法がありますが、ブラウン管テレビの処分でいちばん簡単なのは不用品回収業者に依頼をする方法です。メリット・デメリットについては下記を参考にしてみてください。

メリットとデメリット

メリット・デメリット

ブラウン管テレビの処分を不用品回収業者に依頼した場合、リサイクル券の事前準備をする必要がないことと、リサイクルショップ・家電量販店とのやり取りなどがなく手間がかからないというところがメリットです。また、リサイクル料金や収集運搬料金の費用がかからず、回収料金のみで処分をすることができることや他にも不用品があればまとめて処分してもらえることもメリットだといえます。

デメリットとしては、ブラウン管テレビのみの回収だと割高になる場合があることです。また、万が一悪徳業者に依頼をしてしまうとトラブルに巻き込まれる可能性があるので注意をして安心できる不用品回収業者を選ぶようにしましょう。

不用品回収業者は実績・料金・口コミで判断

口コミ

不用品回収業者に依頼をする方法は準備や手続きなどの手間がかからなかったり、料金が安いなどメリットがたくさんあります。ブラウン管テレビ以外にも処分したいものがある場合はまとめて回収してもらえたり、さらに即日で対応してもらえるため、急いでいたり時間がないというかたにもおすすめな方法といえます。

ただし、不用回収事業者のなかには不当な金額を請求したり、違法な方法で処分をする悪徳な業者も存在します。うっかり悪徳業者に依頼してしまうとトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、実績・料金・口コミなどをしっかり確認して見極めることが重要です。

すぐ片づけ隊では、プランごとに料金が明確に表記されていることや、お客様の声や口コミ評価がしっかり見れることによって安心していただけます。スムーズかつ安心にブラウン管テレビを処分することができるよう、不用品回収業者を選ぶ際には注意をすることが大切です。

回収事例はこちら
不用品回収の見積方法は?

まとめ

まとめ

ブラウン管テレビを処分するといっても、現代では使わなくなった商品ということもあり、そのように処分したらいいのか分からない人も多いと思います。簡単に処分できるものではないので手間や時間がかかったり、費用が発生したり、それぞれ何かしらのメリットやデメリットがあります。そのなかでもできるだけ手間や費用を抑えて、スムーズに処分できることが望ましいです。

ただし、処分するといっても簡単な作業ではないため、方法によっては負担がかかってしまいます。無理して全部自分でやろうとすると怪我をしてしまう可能性もあるので、出来るだけ自分で運搬しなくて済む方法がおすすめです。