
引越し後の生活が始まってから「これは不用品だった」と初めて気づくものが出て来ることはあります。「引越し直後だから引越し業者に不用品処分を依頼できるのか?」「それとも不用品回収業者に依頼する方が良いのか?」など、不用品処分は住まいが変わっても悩みがつきまとうものですよね。
今回は、引越し後の不用品処分の方法3つ、引越し後に不用品を処分するデメリット、引越し後の不用品になりがちなものの処分料金について解説していきます。引越ししたものの結局不用品になってしまっていると処分に困っている方、これから引越しを控えている方もぜひ参考にしてみてください。

3つのゼロ宣言
引越し後に出てしまった不用品の処分方法

不用品は引越し前に処分が終わったと思っていても、引越し後に思いがけず出て来ることがあります。また、急な引越しで多忙だった場合には、引越し前の段階で不用品処分まで手が回らないこともあるでしょう。そこで、引越し後に出てきた不用品の処分方法を説明します。
- 引越し業者の不用品買取ならいつでも利用できる
- 落ち着いたら自治体の粗大ゴミ回収を利用する
- 不用品回収業者を利用する
基本的には、上記の3つの方法があります。それに加え、引越しの際にどうしても出てしまうダンボールゴミについても触れていきましょう。
引越し業者の引越し後のサービスはダンボール回収だけ
引越しで使ったダンボールの回収は、引越し業者に依頼できます。引越し後に出て来るダンボールは何十枚にもなり、とてもかさばってしまいますよね。引越しの際は大活躍したダンボールでも、役割を終えると邪魔なものになってしまうものです。多くの引越し業者は無料でダンボール回収をしているので、定められた期限内にダンボールを引き取ってもらいましょう。
アート引越センター | 無料 | 引越し後3カ月以内1回 |
サカイ引越センター | 有料(1,000円/1回) | 3/15から4/15は回収不可 |
日本通運 | 無料 | 単身パックは無料で1カ月以内1回のみ そのほかのプランは3か月以内1回のみ |
アーク引越センター | 無料 | 3カ月以内1回のみ |
引越し業者の不用品買取ならいつでも利用できる
引越し業者のよる引越し後の不用品回収はダンボールのみですので、その他に不用品を回収してもらいたい場合は、別途不用品買取が可能な引越し業者へ依頼をするようにしてみましょう。幅広いジャンルで対応しているため、サカイ引越センターが運営している買取サイトが便利です。ただし、廃棄処分を計画しているものは、たとえ買取不可となったとしても処分してもらえるわけではないので、これから紹介する別の方法も検討してみましょう。
落ち着いたら自治体の粗大ゴミ回収を利用する
引越し後は、荷物の整理や各種の手続きなどに追われてしまいます。他の自治体に引っ越すと粗大ゴミ回収のルールも違いがあるので、把握して出さなければなりません。最優先すべきは引越し後に暮らしやすい整理や収納を考えることですので、ある程度暮らしが落ち着いてきたら粗大ゴミ回収を進めてみましょう。
不用品回収業者を利用する
引越し後にさまざまな粗大ゴミや不用品が出てきて、自分では自治体の粗大ゴミ回収を利用する時間が確保できないのであれば、不用品回収業者を利用するのがおすすめです。不用品回収業者が受付可能な不用品は幅広く、一度にまとめて回収してもらえるので忙しい人にとってとても心強い存在でもあります。
もちろん、不用品回収には料金が発生します。しかし、引越し後の不用品の量によっては個別で処分するよりも不用品回収業者にまとめて依頼する方が割安になるケースも多くあります。実際にどれほど料金がかかるのか、まずはお見積りを依頼して確認するのが良いでしょう。
引越し後に出た不用品には2つの費用がかかっている

引越し前は不用品だと思っていなかったものでも、いざ転居先で暮らし始めると「不要なものだった」と感じるものがあります。引越し前に不用品を処分しておくことが理想的ですが、注意していても不用品になってしまったり、忙しくて要不要を確かめられなかったりすることもありがちです。このようにとりあえず引越し先に運搬するしかなかった不用品の数々には、実は2つの費用がかかってしまうのです。
引越し業者の運搬費用と引越し後に不用品処分する費用
要不要を引越し前にきちんと分けられないと、要らないものまで引越し先に運搬してもらうためその分の費用が割高になってしまいます。不用品が大型で数が多ければ多いほど、トラックのサイズを上げなければなりません。裏を返せば、不用品処分ができていれば、1つ下のサイズのトラックで間に合っていたということになりますね。
その後、引越し先でも不用品処分に悩まされ、不用品回収業者や粗大ゴミ回収の利用などをせざるを得ないためその費用も発生してしまいます。

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引越し後に不用品になってしまった時の気になる不用品処分の料金は?

このように引越し後の不用品は二重に費用がかかってしまっていることもあり、できれば処分費用は安く済ませたいと思うものでしょう。ここからは、以下のよくありがちな引越し後に発生する不用品の回収料金を見てみましょう。
- 照明器具
- ソファー
- テーブル
- タンス
- スチールラック
既存の照明器具は、引越し先の採光の違いで予想外に暗さを感じてしまうこともあり結局使わなくなるケースも少なくありません。また、明るさの問題だけではなく、部屋のイメージとそぐわなくなってしまい買い替えを検討する方もいます。
また、ソファーやテーブルは、引越し前と引越し後の部屋の広さによって大きく印象が変わって来ます。部屋が広くなれば物足りなさを感じたり、部屋が狭くなれば使い勝手が悪くなったりすることも多いものです。
その他、タンスやスチールラックも不要になることがありがちです。クローゼットの収納力が高いとそれらの家具や収納ラック類がなくてもカバーできるので、要らなくなってしまいます。特に、タンスは圧迫感のある家具なので、引越し先へ運んだものの部屋のスペースを占めてしまうのが気になり、処分を検討する方も多くいらっしゃることでしょう。
自治体の粗大ゴミ回収料金 | 不用品回収業者の料金 | |
照明器具 | 200~300円 | 1,000円~ |
ソファー | 1,800円~ | 3,000~7,000円 |
テーブル | 300~1,000円 | 2,000~5,000円 |
タンス | 300~2,500円 | 3,000円~ |
スチールラック | 300~500円 | 1,500~5,000円 |
ご覧のように、自治体の粗大ゴミ回収を利用すれば処分料金が安くて済みます。より安く済ませるには、粗大ゴミとして出すのが得策です。しかし、多くが大きいサイズだけに男性がいない家庭やトラックなどの車両が無い家庭だと持込は不可能だと考えられます。そのような時には、市の指定業者に回収を依頼すれば自宅まで回収に来てもらえますが、その分の費用は当然発生するのであらかじめ確かめておいてください。
一方、不用品回収業者の料金はやや割高に感じるかもしれませんが、自宅で回収してもらうものを指定するだけで済むので手間もかかりません。粗大ゴミ回収で持込ができない方は、友人や身内など人手やトラックなどの車両を確保することで利用はできますが、それなりの心づけや実費は気を遣うものでしょう。そういった気遣いをすることなく利用できるのが、不用品回収業者のメリットの一つです。大型の不用品が複数あるという人は、下記の参考ページも確認してみてください。
引越し後も不用品回収業者なら処分を楽にお得に依頼できる

不用品回収というと引越し前にこそ活用するイメージを持つものではないでしょうか?実は、不用品回収業者なら引越し後にも不用品処分を楽に済ませられるのが魅力です。単品の料金を紹介しましたが、業者次第ではまとめることで費用を安くしてもらうこともできます。思いがけず、引越し後に洋服や本・食器類なども不用品になることも多いので、この機会に不用品処分を一気にしてみましょう。一旦不用品を仕舞いこんでしまうと、確かに目に見えないのできちんと収納できているように思うものですが、実際は出し入れする際に支障になったりスペースの無駄遣いをしたりしています。転居先の暮らしをより快適にするためにも、不用品を処分はまとめて業者に依頼をしてみるのも賢明な手段です。

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