「乗らないバイクがあるけれど処分方法も難しそう」とそのまま何年も置き続けている人も多いのではないでしょうか?バイクの処分方法も今一つわかりにくいこともありとりあえず保管し続けているよりも、「今後一切使わない」「一定の期間は使わない」といった事情があれば、適切に処分を進めていきましょう。ただ、普通の粗大ゴミと違ってバイクは法律にしたがった捨て方をする必要があります。適切な処分方法を知れば、それほど難しいわけでもありません。
この記事では、そんな悩みを抱えている方々にバイクの廃車手続き・バイクの処分方法5つの費用と注意点・廃車手続きを3月までにするのがおすすめの理由を詳しく解説しています。
- 不用品回収の対応エリア
-
東京都
千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区、八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、羽村市、あきる野市、西東京市、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、桧原村神奈川県
横浜市、横浜市神奈川区、横浜市鶴見区、横浜市西区、横浜市中区、横浜市南区、横浜市港南区、横浜市保土ケ谷区、横浜市旭区、横浜市磯子区、横浜市金沢区、横浜市港北区、横浜市緑区、横浜市青葉区、横浜市都筑区、横浜市戸塚区、横浜市栄区、横浜市泉区、横浜市瀬谷区、横須賀市、川崎市、川崎市川崎区、川崎市幸区、川崎市中原区、川崎市高津区、川崎市宮前区、川崎市多摩区、川崎市麻生区、平塚市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町、相模原市、厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町、小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町埼玉県
さいたま市、さいたま市西区、さいたま市北区、さいたま市見沼区、さいたま市大宮区、さいたま市中央区、さいたま市桜区、さいたま市浦和区、さいたま市南区、さいたま市緑区、さいたま市岩槻区、川越市、熊谷市、川口市、行田市、秩父市、所沢市、飯能市、加須市、本庄市、東松山市、春日部市、狭山市、羽生市、鴻巣市、深谷市、上尾市、草加市、越谷市、蕨市、戸田市、入間市、朝霞市、志木市、和光市、新座市、桶川市、久喜市、北本市、八潮市、富士見市、三郷市、蓮田市、坂戸市、幸手市、鶴ヶ島市、日高市、吉川市、ふじみ野市、白岡市、伊奈町、三芳町、毛呂山町、越生町、滑川町、嵐山町、小川町、川島町、吉見町、鳩山町、ときがわ町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、美里町、神川町、上里町、寄居町、宮代町、杉戸町、松伏町
バイクの処分では2つしなければならないことがある
バイクの処分は、2つの行動を起こさなくてはなりません。バイクの処分で悩んでいる場合、まず車体をどんな捨て方をするのかについて頭を巡らすでしょう。実は、バイクの処分は車体の処分だけではなく、廃車手続きも必要なのです。2つの行動を済ませることで、バイクの処分は完了します。
- バイクの車体を処分
- ナンバープレートを返納する廃車手続き
バイクの種類で異なる廃車手続き
廃車手続きというと、文字上から見てもバイクの車体の棄て方や破壊のイメージを持つかもしれませんが、ナンバープレートの返納を行う手続きのことを示します。バイクの種類、つまり排気量に応じて手続きをする場所が変わってくるので、注意が必要です。
原付バイク
自治体でバイクの廃車が行えるのは、125㏄未満の原付バイクです。自治体で行います。以下を用意して出向きましょう。
- ナンバープレート
- 印鑑
- 標識交付証明書
- 廃車申告書
- 車検証(軽自動車届出済証)
廃車申告書は、役所窓口で申請して受け取るか、役所のホームページでダウンロードすることもできます。
- 永久抹消登録
- 一時抹消登録
抹消登録には、上記の2つがあります。
永久的にバイクを使わない時と一時的にバイクの運転をしない時です。一時抹消登録には、発行された廃車証明書を大切に保管しておいてください。再度、登録を行う時に必要になるためです。廃車手続きは、無料で行えます。
軽二輪自動車
126㏄以上250㏄以下のバイクを軽二輪自動車と呼びますが、こちらは管轄の陸運局で手続きを行います。以下を用意して陸運局へ出向きましょう。なお、必要に応じて※の書類を陸運局にて入手してください。
- 軽自動車届出済証返納証明書交付請求書※
- 軽自動車届出済証返納届出書 ※
- ナンバープレート
- 車検証(軽自動車届出済証)
- 印鑑
※の2つは、陸運局で入手するのですが軽自動車届出済証返納証明書交付請求書は、一時的にバイクに乗らなくなった場合や中古で売る場合に入手します。一方、軽自動車届出済証返納届出書は、バイクが壊れていて処分する場合や解体して部品を売ろうとしている場合に入手しましょう。
陸運局の管轄外に居住の場合には、住民票も準備してください。
バイクを登録した時の書類に、軽自動車届出済証というものがあります。もし、紛失していた場合は、陸運局で再発行が可能です。再発行に必要なのは、印鑑や身分証明書ですので忘れずに持参しましょう。
証明書を受け取る費用は、300~500円です。
小型二輪自動車
251㏄以上のバイクは小型二輪自動車と呼ばれ、こちらも管轄の陸運局で廃車手続きをします。以下を用意して出向きましょう。なお、※の書類は陸運局で入手できます。
- 車検証 (軽自動車届出済証)
- ナンバープレート
- 軽自動車税申告書※
- 標識交付証明書
- 抹消登録申請書(OCRシート第3号様式の2のダウンロード)※
- 手数料納付書(自動車検査登録印紙を添付)※
- 印鑑
手数料納付書に手数料印紙を貼って提出するため、印紙代(350円)を支払います。 排気量に応じたバイクの廃棄手続きの窓口や必要書類がそれぞれ決められていますが、自賠責保険の還付申請も抜かりなく行っておきましょう。
バイクの処分方法5つの費用と注意点
- 指定引取場所
- 廃棄二輪車取扱店
- バイク処分専門業者
- 不用品回収業者
- バイク買取専門業者
ここからは、バイクの処分方法5つを説明していきます。バイクの状態や手間・時間・費用・注意点を考慮して相応しいものを選ぶようにしましょう。
指定引取場所
公益財団法人「自動車リサイクル促進センター」では、二輪車リサイクルシステムを運用しており、廃棄したいバイクは指定引取場所へ持ち込むことで処分してもらえます。全国に約170か所の指定引取場所があるので、運搬できる環境があればリサイクル料金は無料でできます。
ただ、注意して欲しいのは、バイクでも対処車両となっていないものがあれば、処分してもらえず持ち帰らなくてはなりません。予め、対象車両検索を行うようにしてください。
その他、電動自転車・サイドカー・ATV・部品・バッテリーなどの用品は、対象外です。
廃棄二輪車取扱店
自分で指定引取場所にバイクを運搬できない時には、廃棄二輪車取扱店に相談をすると、収集や運搬を行ってくれます。
一般社団法人全国軽自動車協会連合会のサイト内で、廃棄二輪車取扱店が掲載されているので最寄りに取扱店があるかをチェックしてみてください。
廃棄二輪車取扱店でバイクの運搬を依頼すると、廃車手続きや廃車処理に関しての実費の支払いが必要となります。数千円~10,000円程度の費用がかかりますが、適正なリサイクルを行っているので安心して依頼できます。
バイク処分専門業者
一方、バイクの処分を行う専門業者に依頼をすることも可能です。故障や事故によって処分したいバイクがある時は、処分を専門に行っている業者なら依頼しやすくなります。処分費用は無料ですし、もし、業者の所在地まで運搬ができない状態でも引き取りにきてくれます。
不用品回収業者
原付バイクを以前は使っていたけれどだんだん使わなくなった方、だんだん老朽化して来て使わなくなった方などの理由で、そのまま放置しているのであれば、不用品回収業者に依頼することで都合に合わせて引き取りしてくれるので手軽に依頼できます。もちろん、乗れる状態ではないバイクでも、引き取りに業者が来てくれるので何の心配もありません。もし、価値が認められるのであれば、買取を依頼してみることもおすすめです。不用品回収業者は、対象品目が多岐にわたるので、バイク以外でもまとめて処分してもらえる魅力もあります。
ただ、不用品回収業者次第で悪質な業者のケースもあるので、事前の見積もりをしっかりと確認するようにしましょう。
バイク買取専門業者
まだ価値があるものであれば、充分中古バイクとして売る選択肢も選べます。バイク買取専門業者なら専門的なノウハウがあるので、何でも気軽に相談のしやすさもあるでしょう。前述の廃車手続きは、平日に休みを取り手続きをすすめなければなりません。しかし、バイク買取専門業者なら、その手続きまで代行してくれるのでたいへん便利です。
ここからは、代表的な買取専門業者を紹介しておきます。ネットや電話で査定してもらえるため、買取の際に複数の業者で比較することでより高い買取も目指せるようになるのです。
おすすめバイク買取業者①バイクワン
業界内外で最も評判がいいバイク買取業者がバイクワンさんです。
その裏付けには、スタッフさんのバイク愛からくるサービス・対応や買取価格が高いことからでしょう。まずバイクを売ることを検討しているならバイクワンをオススメ致します!
おすすめバイク買取業者②バイク王
バイク王は言わずと知れたバイク買取業界実績ナンバー1!!
これからバイクを買う人も売る人もとりあえず、バイク王に相談をしてみるといいかもしれません。
おすすめバイク買取業者③バイクランド
元々は親会社のゲオホールディングスの傘下に属していたバイクランド。業界第2位のバイク買取実績があります。
また買取した方の評判が高いことでも業界内で知られています。
紹介した3社はバイク買取を検討するなら相談しておくべき3社ですね。また他にもできるだけ高く買い取ってもらいたいものですので、一括見積もりサイトで予め「自分のバイクがどのくらいで売れるのか」を情報収集しておきましょう。
バイクの買取相場を知っておくだけでも、査定額の提示が妥当なものか判断ができるようになります。また、バイクの売れやすいシーズンを狙うのもおすすめです。春から夏にかけてバイクの需要が高くなるので、その前に売る方が高値になりやすい傾向があるのです。壊れていても買取可能という業者もありますが、やはり状態が良いものほど査定額が上がるのは確かです。そのためにも、傷や錆・エンジン音・バッテリーの状態などメンテナンスをしておくのが賢明だと言えます。
ヘルメットやバッテリーなどの自治体での棄て方は?
バイクにまつわるヘルメットやバッテリーを自治体の粗大ゴミに出すには、どんな捨て方があるのかも気になる点です。バッテリーが、粗大ゴミ対象外となっているのに対して、ヘルメットは、粗大ゴミや不燃物でも受け付けてくれるところもあります。
自治体によりますが、50㏄以下のバイクを粗大ゴミ回収の対象としているところもあります。費用は、1000円程度ですので比較的手軽に利用しやすいと言えるでしょう。しかも、粗大ゴミ回収は自治体が請け負っているので、安心して任せられます。ただ、他の粗大ゴミと同じように、自治体での依頼にはゴミ処理券の購入を事前に済ませなくてはなりません。
処分を考えているなら3月までの廃車手続きがおすすめ
もし、バイクの処分を考えているなら3月までの廃車手続きを行うのがおすすめです。なぜならば、4月1日時点の所有者に課税されるためです。
バイク区分 | 排気量 | 税金/年 |
原付 | 50㏄以下 | 2,000円 |
原付2種 | 50㏄以上~90㏄以下 | 2,000円 |
〃 | 90㏄以上~125㏄以下 | 2,400円 |
軽二輪 | 125㏄以上~250㏄以下 | 3,600円 |
小型二輪 | 250㏄以上 | 6,000円 |
使用していないバイクの税金を払い続けなければならなくなったと気づくのは、5月に納税通知書が届いてからという方も多いものです。数千円とはいっても、使用していないのであれば無駄な出費となってしまいます。節税のためにも、使用しないバイクがあると気づいた時には、紹介した処分方法から利用しやすいものを検討して3月までの処分を計画しておくようにしましょう。