エアコンの処分方法|知れば納得の節約術

エアコンは正しく処分しなければ罰せられることはご存知でしょうか。これ以上の環境破壊を食い止めるために、自分勝手な処分は法律で規制されています。しかし専門業者でもない限り、エアコンの解体や処分にくわしい方は少ないでしょう。

そもそも正しい処分方法の判断に迷う方も多いと思います。そこで、できるだけ安くカンタンに処分したい方のために、エアコンの処分方法と節約術を不用品回収のプロとして紹介します。

エアコンは家電リサイクル法対象品です

有害な物質を含んでいたり、再利用が可能な金属が高い割合で含まれている家電を回収し、リサイクルするために家電リサイクル法が制定されました。4品目の家電が指定されていますが、その中には当然エアコンも含まれています。

リサイクルの推進が主な目的ですが、回収業者による不法な廃棄が相次いだことから、環境保全のために施行されたという側面もあります。家電リサイクル法の中身を知って、正しい処分を心がけてください。

エアコンを処分する6つの方法

エアコンの処分は基本的に有料なのですが、やり方次第では無料で処分できるだけでなく、売ってお金に変えることもできます。お得な処分方法を知って賢く節約しましょう。

家電販売店に依頼する

家電販売店に処分を依頼する場合は二つのパターンが考えられます。まず一つ目はエアコンの買い替えで、古いエアコンを引き取ってもらう方法です。下取りを前提として値引きをしているお店もありますので、上手に使って節約してください。

二つ目はエアコンを買った家電販売店に処分を依頼する方法です。こちらの場合は無料ではなく、リサイクル料金を請求されますのでご注意ください。

エアコンの場合は他の家電と違い、取り外す工事に手間がかかりますので、別途回収と運搬の料金を請求される可能性があります。事前に確かめてから依頼するようにしましょう。

指定取引場所に持ち込む

家電リサイクル法対象製品については、指定取引場所に持ち込めば引き取って処分してくれます。事前にリサイクル券を用意する必要がありますので、郵便局の窓口で手続きをして料金を支払います。くわしい内容はお近くの郵便局に問い合わせてください。

リサイクル券の準備ができたら、リサイクル券を持って最寄りの指定引き取り場所に処分するエアコンを持ち込みます。リサイクル料金は性能やメーカーを問わず一律990円です。

リサイクルショップに買い取り依頼

まだまだ使えるエアコンであれば、再利用のためにリサイクルショップに相談してみましょう。一般のリサイクルショップでは買い取ってもらえない可能性もありますので、あらかじめ確かめておきましょう。

キレイな状態で問題なく運転できるエアコンであれば、買い取ってもらえる可能性があります。ただし製造年月日から5年以上たったものについては、買い取り金額がつかない場合がありますのでご注意ください。

買い取ってもらえる場合は、リサイクルショップで運転を確かめますので、自分で取り外さないでください。また取り外し工事の料金についても、後々のトラブルを防ぐため事前に確かめておきましょう。

買い取り専門業者に依頼する

最寄りのリサイクルショップに買い取りしてもらえない場合は、エアコン専門の買い取り業者に相談してみましょう。簡単に見積もりができるインターネットサイトがありますので、試しに査定してみましょう。

動かないエアコンも買い取りするとは限りませんが、比較的新しいエアコンであれば動かなくても買い取ってくれる可能性があるので、諦めずに問い合わせてみてください。

ネットオークションやフリーマーケットに出展する

ネットオークションやフリーマーケットに出展している中古のエアコンを見かけます。個人の方の出展もちらほら見られますが、圧倒的に専門業者の方が多数をしめています。エアコンは冷却用のガスが使われていて取り外し作業が複雑な製品ですから、知識や技能がなければハードルが高い分野です。

部品取りのジャンク品としての出展であれば問題ないと思いますが、オークションやフリーマーケットに慣れていない方が個人的な売買をすると、トラブルが発生しやすいのであまりおすすめいたしません。

不用品回収業者に依頼する

ともかく手間をかけないで処分したいと言うのであれば、不用品回収業者に依頼してみましょう。引き取り料金がかかりますが、機種や年式を問わず一律の料金で対応してもらえます。また搬出から処分までを一貫して対応しますので、面倒なことは一切ありません。事前に相談して見積もりを取って検討しましょう。

軽トラックに乗って流しで不用品を回収している業者を見かけますが、そういった業者に依頼するときは、不用品回収業としての許可を得ているかを先に確かめてください。もし許可を得ていない違法な業者に処分を依頼した場合、頼んだ側も罰せられますのでご注意ください。

エアコンは自分で取り外せる?

エアコンの取り外し料金は平均で6万円ぐらいですので、DIYを経験した方であれば、エアコンを自分で取り外して工事費用を浮かせたいと思うでしょう。ただしエアコンはガスが使われていますし、室外機と室内機が分かれていますので、素人が解体するにはリスクを伴います。

ここではエアコンの取り外し方を簡単に説明します。実際に個人で取り外す際は、事前にくわしい手順を調べてください。ヘタに手を出してケガをしたり、壊したりしないためにも、できるだけプロに依頼して取り外してもらいましょう。

エアコンの取り外し方

まずはポンプダウンと呼ばれる方法で、冷媒ガスを室外機に回収します。手順を間違ってしまうと、爆発事故を起こす危険性もありますので十分注意してください。室外機から二本の配管が出ています。配管の細い方がガスを室内機に送り出す側、配管の太い方がガスを室外機に受ける側です。

配管が細い送り側のバルブキャップをスパナで外した後、六角レンチでバルブを閉めます。エアコンを2~3分ほど強制的に冷房で動かします。運転を止めてから、配管の太い受け側のバルブを六角レンチで締めます。

送り側と受け側のバルブが閉まっていることを確かめて、室内機の電源コードを抜きます。次に室外機のパイプを取り外しますが、配管の細い送り側のパイプから取り外してください。続いて室外機側の電源コードを切断しますが、3本ある電源コードをまとめてカットするとショートを起こす危険性があるので一本ずつ切断します。

以上がエアコンを取り外す流れですが、あくまでも簡易的な説明でしかありません。自分で取り外す場合は、くわしい内容を調べた上で自己責任で対応してください。

エアコンの室外機だけを処分する方法

エアコンを処分する場合、室内機と室外機をペアで処分するのが一般的です。災害などで室外機が壊れてしまい、室外機だけを処分する場合もあると思います。しかし残った室内機に別の室外機をつけようとしても、なかなかうまくいきません。

費用も高額になってしまいますので、できることなら室内機と室外機を一緒に処分することをおすすめします。

まとめ

家電リサイクル法が適用されている電化製品の中でも、エアコンの処分は難易度が高いと思います。室内と室外で機械が分かれているだけでなく、配管が複雑であったりガスが使われていたりしますので、個人での取り外しは難しいでしょう。

いろいろな処分方法を紹介しましたが、 手続きから取り外し、持ち込みをする手間があります。 また古いものや動かないものは、引き取らないリスクもあります。面倒な手続きをしないで、ともかくエアコンを処分したいのであれば、一貫したサービスの不用品回収業者が最適だと思いますので、気軽に相談してみましょう。